痛みと付き合う事に意味があるのか?【32】
病気や怪我以外で、カラダのどこかの部分が痛くなったことはありますか?
日常でカラダを動かしただけで、「イタタタタタ・・・」
何てことありませんか?
「痛みと上手く付き合っていくしかないので」と言われる方が
みえるのですが、本当にそうなのでしょうか?
上手に付き合わなければならないと言っている痛みの中には、
運動で改善できる痛み、付き合う必要が無い痛みがあります。
そもそも、痛みとは、なぜ起こるのでしょうか?
骨格が正しい位置にさえあれば、怪我や病気などではない限り、
痛みは起こりません。
痛みが起こるのは、骨格が正しい位置にない、
もしくは正しい動きができていないと言う事なのです。
骨格や関節に『歪み』や『ズレ』がある状態になってしまっています。
それによって、関節内部の組織が損傷したり、
一部の筋肉に負担がかかったりするのです。
なぜ、歪んだりズレたりするのでしょうか?
一つは、筋肉の柔軟性や筋力のアンバランスにあります。
使いやすい筋肉は良く使い、使わない筋肉はどんどん弱くなっていってしまうため、
筋肉のバランス悪くなり、これが『骨格の歪み』を引き起こします。
歪んだ状態では、筋肉はバランスを崩した状態でしか動かせません。
それによって、同じ部位に負担がかかってくることから痛みを生じる事が考えられます。
もう一つは、インナーマッスルが使えていなくて、関節がズレることによって痛みを感じます。
関節内部の組織の損傷にも繋がるので、痛みがだんだん酷くなることもあります。
では、どうしたら改善できるのでしょうか?
痛みを改善するには、正しい位置で動かせるようにすれば良いです。
硬くて動かない筋肉をゆるめ、力が入らない筋肉に刺激を与える。
それによって、骨格のズレが改善したり、
体の使い方が変わります。
改善できる方法はあるわけです。
しかし、どこをどのようにしたら良いか、
わからなければ修正はできません。
個人差があるので、客観的に動作分析をすることが、
改善の近道です。
是非、痛みと決別しましょう。
痛みがなくなった所がスタート地点で、
そこからまだまだ体を変えれる可能性が沢山あります。
痛みはカラダからの合図です。
ですが、痛みが出てからの改善は、
思うようにカラダを動かせなかったり、
時間がかかる場合があります。
出来る事なら、痛みが起こる前に
正しいカラダの動かし方を習得しておきたいですね。
↓