美尻と骨盤と姿勢との関係は!?【5】
今回は、美尻になるための骨盤の傾きについてお話しします。
この骨盤の傾きによって、姿勢が大きく変わってくるんです。
良い姿勢の状態では、骨盤は少し前に傾いているのです。
この傾きを骨盤の前傾(ぜんけい)と言います。【画像①】
この骨盤前傾により、腰からお尻に向かってカーブが出来ます。
このカーブが腰にかかる衝撃を軽減してくれる役目をしています。
【画像①】
腰からお尻にかけてカーブが無い状態は、
骨盤が後ろに傾いている状態で 骨盤の後傾(こうけい)といいます。
日本人に多いタイプです。【画像②】
お尻が下に下がってしまっています。
重心が後ろにかかってしまうため、
バランスを取るために頭を前に出して、
背中全体が丸まってしまう猫背になる原因にもなります。
下腹部が腹がポッコリと出てしまいます。
お尻に筋肉がつきにくく、
腿の裏やお尻の柔軟性が欠如していることが多いです。
【画像②】
逆にこちらは、骨盤前傾過多(ぜんけいかた)で、 いわゆる反り腰です。
腰から背中への緊張が強いタイプ。【画像③】
背中から腰に掛けて緊張が強く、お腹に力が入りにくい。
腿の前の力が強く、お尻に力を入れにくい。
お尻が大きくなりやすいタイプ。
【画像③】
もうひとつ。
妊婦さんは、お腹が大きくなってくると、
お腹を支えるためにこの姿勢になります。
小さい子を抱っこする時などにもとる体勢です。
特徴は、腰を前に押し出した状態で、後ろにもたれた感じです。
骨盤前方移動(ぜんぽういどう)といいます。【画像④】
この姿勢の方、意外に多くお見かけします。
この体勢で立っていると、お腹が前に突き出るし、
ヒップが下に向いてしまいます。
【画像④】
正しい姿勢で立った時の骨盤の角度は、
垂直より30°前に傾いた状態です。【画像⑤】
【画像⑤】
良い姿勢は、体にとって、楽なポジションです。
日常生活を楽にします。
そして、お尻を下に向けてしまわないこと(前傾を保つこと)が
美尻になるための条件なのです。
良い姿勢を作るには、ご自身の伸ばすべき筋肉をストレッチし、
鍛えるべき筋肉をトレーニングをすることが必要です。
どこの筋肉がどうなのかがご自分で判断できない場合は、
専門家(パーソナルトレーナー)にみてもらう事を おすすめします。
良い姿勢を作りながら、美尻トレーニングをすることで、
効率良く効果を上げていきます。
良い姿勢と正しい骨盤の角度は、美尻への近道です!